『東京卍リベンジャーズ』とは
漫画『東京卍リベンジャーズ』は週刊少年マガジンで2017年から連載されているタイムリープ系ヤンキー漫画です。2021年4月にはアニメ放送が始まり7月には映画化と、着実に人気漫画への歩みを進めています。
現在『東京卍リベンジャーズ』は2000万部を突破しておりまさに急激に売れ行きが伸びています。
このように『東京卍リベンジャーズ』は今でこそ大人気漫画となっていますが大きく売れるまで結構な年数がかかっています。この苦労を客観的なデータとである発行部数の推移を元に見ていきましょう。
データの取得は『東京卍リベンジャーズ』単行本の帯や公式Twitterでの宣伝を元に行なっております。
ぜひ最後までご覧ください!!
発行部数の推移
現在2000万部を突破した『東京卍リベンジャーズ』ですが、2017年連載当初からとても人気があった漫画ではありません。
例えば『暗殺教室』や『SPY-FAMILY』といった漫画は1巻が100万部突破するという衝撃的な売り上げを記録していますが、こういった漫画は異例です。普通の漫画はこのように1巻からめっちゃ売れることはなく、徐々に売れていくことが普通です。
では、『東京卍リベンジャーズ』がどのように発行部数を伸ばしていったのかグラフで見てみましょう!!
このように超初期の頃はあまり伸びていませんでしたが、連載開始から半年後くらいには順調に伸びるようになってきました。2018年10月には初の大台100万部を突破します。
順調な伸びで2020年9月くらい(19巻発売時)には500万部を突破しました。
さらに2021年4月には1000万部を突破しその2ヶ月後にはなんと2000万部を突破しています。
※追記
2022年1月には、なんと5000万部の大台を突破したようです。
最近の「東京卍リベンジャーズ」の伸びにはびっくりさせられますね。どこの本屋に行っても1番目立つところに「東京卍リベンジャーズ」が平積みされています。
メディア化による増加も!
アニメ化で発行部数が爆増!?
近年アニメ化から漫画の売れ行きが爆伸びするというパターンがとても多いです。
例えば記憶に新しいところでいくと、『鬼滅の刃』はアニメが始まる前は累計発行部数は数百万部でしたが、アニメ放送後急激に売れ行きが伸び、最終的には現在累計発行部数は1億5000万部を突破しています。
また、『鬼滅の刃』完結と同時くらにアニメが始まった『呪術廻戦』もアニメ化で急激に人気になった漫画の1つですね。
『呪術廻戦』はアニメ化決定当初は250万部ほどの発行部数でしたが、アニメが始まりターゲット層が『鬼滅の刃』と重なったことも功を奏し、現在発行部数は5000万部を突破しました。
もう少しさかのぼれば『五等分の花嫁』や『彼女お借りします』もターゲット層が先程上げた二つとは違いますが、こういったフィーバーにうまく乗った漫画たちです。
『五等分の花嫁』はアニメ放送開始前は150万部だったのがアニメ放送後から爆伸びし、最終回終了後も重版を重ね、現在1500万部を突破しています。実に10倍です!!
また、『彼女お借りします』もアニメ後は500万部を突破するなど大幅な伸びを見せています。
『東京卍リベンジャーズ』のアニメ化決定が発表されたのは2020年6月ですが当時の発行部数は500万部弱です。しかし、その後アニメ開始直前の2021年3月に1000万部を突破し、さらにはアニメ開始直後の6月には2000万部突破と、完全にこの漫画もアニメ化フィーバーの流れに乗っていますよね!
週刊少年マガジンで連載されていた漫画で、このアニメ化フィーバーの流れに乗っていたのは先程上げた『五等分の花嫁』が有名です。この漫画が最終回終了後に1500万部ということを考えると『東京卍リベンジャーズ』はマガジン史上1番売れる漫画になる可能性もまだまだあると思います。
※ちなみに現在マガジンで1番売れているのは『進撃の巨人』次が『はじめの一歩』です。
映画化も発行部数爆増の予感!
このように、アニメ化フィーバーにのって大きく売り上げを伸ばしている『東京卍リベンジャーズ』ですが7月には映画化も控えています。
映画化によって大きく知名度を上げた漫画は実はジャンルがとても偏っています。
例を挙げると『新宿スワン』・『闇金ウシジマくん』・『DEATHNOTE』・『ちはやふる』などですかね。
その多くがアウトロー系の漫画です。『ちはやふる』はそういったアウトロー系ではないのですが、『ちはやふる』の映画があれだけ好評であったことは人間関係等とても感情移入しやすいように作られており、さらには当時第一線で活躍していた演技派俳優等を起用したことが挙げられます。
映画『東京リベンジャーズ』はアウトロー系とまではいかないまでもヤンキー系漫画ですからその一面を備えていますし、感情移入しやすい漫画でもあります。さらにさらに、主要キャストほぼ全員が主役をはれるほどの演技派俳優が揃っています。
こういったことも踏まえると映画が始まる7月以降には、この急激な伸びは、さらにもっと伸びていくのではないかと思います。
まとめ
今回は『東京卍リベンジャーズ』の発行部数の推移についてまとめてみました。一応もう一度グラフを乗せておきます(笑)
このようにアニメ放送以降急激に発行部数が伸びていることがわかりました。今後映画化などまだまだメディア化が進行中です。
今後の『東京卍リベンジャーズ』に大注目です!!!